食事療法サポートセンター
このコーナーでは体験談をご紹介します。

もりもりさんの体験談

-自己紹介-
もりもり
2005年6月より週1回の人工透析を受けています。
食事はたんぱく質20g/日で食事療法を行っています。

-私が食事療法を始るまで-
私は12歳の時に膠原病の1つである「SLE(全身性エリテマトーデス)」という病気を発症しました。
SLEによる「ループス腎炎」で治療を続けて17年になります。
3年くらい前まではCREも1〜2程度で推移していたので、食事に関してはあまり気にすることなく、
塩分に注意するくらいの程度でした。

ところが、2003年頃から、徐々にCREの値が上昇してきました。
2004年に入るとますますその数値は上がっていきました。
すると、主治医から『1日30gの食事療法をしなさい』という指示を受けました。
早速、栄養指導で計算の方法などを教わりました。
ところが、私にはちんぷんかんぷんで、よく分かりませんでした。
結局、訳が分からないまま、食事療法を開始したのです。
そこで私は、とにかく食べた物だけは必ず記録しておくようにしました。
しかし、そんな風に記録するだけでは上手くいくはずもなく、
気が付けばCREは6〜7程度のあたりをうろうろするようになっていました。

主治医からは『そろそろ透析も考えて下さい』といわれ始めました。
「透析」という言葉も、その中身も本やテレビなどで知っていはいました。
しかし、自分にはあまり関係ないだろうと思っていました。
ところが、今現実に自分がその透析をしなければならないほどまでに状態は悪化していたのです。
さすがにショックでした。ただ、このまますんなりと透析を受ける気には到底なれず、
主治医には猛反発しました。

その当時、腎臓用の特殊食品を扱っている個人の業者さんから、昭和大学藤が丘病院の出浦先生は
患者を出来るだけ透析に入れないように食事療法を指導しているという話を聞きました。
まずは講演を聞いてみたらどうか、と言われ、早速出浦先生の講演を聞きに行きました。
驚きでした。目からうろこが出るような話に衝撃を受けました。
私は、『この先生に指導を受ければ、透析にならずに済むかもしれない』
と思い、早速、『ぜひとも、診察と食事療法の指導をして欲しい』と言う内容の手紙に、
検査データととにかく記録しておいた数日分の食事記録をつけて、出浦先生のいる昭和大学藤が丘病院に送りました。
1週間後、先生から、『病院に来られるなら診察します』と言う返事をもらいました。

主治医に事情を話し、出浦先生の所へ行きたいと言うと、
以前から出浦先生の低たんぱく療法を話には聞いていたと言う主治医は、
多少なりとも興味はあったらしく、すんなりOKしてくれました。
早速、私は主治医の紹介状を持って出浦先生のところへと向かったのです。 

つづく